美容室帰り(縮毛矯正)のきれいな髪はドライヤーの仕方で長持ちできる。
縮毛矯正や髪質改善、トリートメントなどをしてサラサラのツヤツヤになったあなたの髪を、より長く持続させるドライヤーの仕方についてご説明させて頂きます。
と同時に普段のお手入れで上手に乾かせていない・・・
と言う方にも参考になるかと思います!
ぜひご覧ください。
綺麗な髪の作り方 ~ドライヤー
縮毛矯正をしてすぐの状態ではサラサラだったのに、時間の経過と共にゴワゴワ、バサバサになってしまったあなたの髪の毛。
せっかくかけた縮毛矯正が取れてしまったのかしら?
そこで今回は正しいドライヤーのやり方について詳しくご説明していきます。
本当はどっち!?ドライヤーをするのとしないのどっちが傷むの?
この質問はお客様から本当によく聞かれます。
また、間違った思い込みの方もいらっしゃるのでこの機会にぜひ正しい知識を身につけて綺麗な髪をキープしてくださいね。
ドライヤーをすると傷むから「自然乾燥の方が傷まない」はウソ、タイトル通りなのですが、実際にお客様からお聞きするお話に
「ドライヤーって傷むんでしょ?私は自然乾燥派だから大丈夫よ」
と、おっしゃる方が割といらっしゃいますが、
結論から言いますと、自然乾燥は髪の毛を傷めます。
自然乾燥ではキューティクルが整った状態で髪を乾かす事が出来ないからです。
自然乾燥はキューティクルが剥がれやすく、ツヤを失いやすい、結果ダメージに繋がります。
キューティクルは髪の表面にうろこ状に並んでいます。
キューティクルは濡らすと開き、乾くと閉じる性質を持っています。
自然乾燥の乾き方
毛先に近いところから乾いていきます。
毛先の方が髪の毛が傷んでいる場合が多いからですね。
そして、ランダムにダメージの強い部分から乾くので髪にツヤが生まれません。
自然乾燥させている方は今すぐやめてくださいね。
自然乾燥、ドライヤーどちらが良いの?まとめつまり自然乾燥では髪が傷んでしまうのです。
それではドライヤーを使って髪を乾かせば何でもいいのか?!
と聞かれれば、それは間違いなのです。
間違った乾かし方でドライヤーで髪を乾かしても髪の毛は傷んでしまいます。
それではドライヤーを使った正しい髪の乾かし方についてご説明していきましょう。
髪を傷ませない正しいドライヤーの仕方!
①ドライヤーの始まりはタオルドライから
水分を取り除く事=ドライ
だとすればドライヤーをする前の準備段階としてタオルドライの仕方ももちろん大切になってきます。
タオルドライとは髪の毛と頭皮についている水分をタオルに吸い込ませていく事です。
ここでの注意点は頭皮と髪の毛をゴシゴシとこすらない事です。
ゴシゴシこする事で髪の毛には摩擦による負担がかかりダメージの原因となります。
濡れた状態の髪の毛は非常にもろく傷みやすいのでタオルで優しく包み込む様に水分を取り除きましょう。
また、タオルドライをしたら出来るだけ早くドライヤーをしましょう。
目安は5分以内です!それ以上は自然乾燥が進んでしまい、綺麗に仕上げるのが難しくなってしまいます。
また、タオルドライでゴシゴシしてしまうと頭皮も摩擦による負担がかかり
細毛や薄毛を引き起こす原因となる事があるので注意が必要です。
②正しい順番で乾かして縮毛矯正を持続
次に、髪を乾かす順番について見ていきましょう。
キューティクルは濡れると開いて、乾くと閉じる性質を持っています。
大切なのはキューティクルを無理なく閉じさせてあげる事です。
キューティクルは根元の方からうろこ状に重なり合っていますので根元の方から乾かして順番に毛先の方まで閉じさせてあげる事が大事です。
そうすると、毛先までツヤのある髪になってくれます。
どうしてもめんどくさくて全体をばーっと乾かしてしまう事もあるかと思います。
ですが、これでは順番にキューティクルを閉じさせる事ができません。
髪の毛は毛先にいくにつれてダメージを受けていますよね?
そのため、適当に乾かすと毛先の方から先に乾いてしまうのです。
髪が傷んでしまう事についての記事はこちらをご覧ください。
髪を傷めないことこそが最高のトリートメント!
③ドライヤーをかける時の風の方向
②でキューティクルは根元から毛先に向かって並んでいるというお話をさせていただきました。
また、髪を綺麗にしていくためにはキューティクルを根元から順序良く乾かす事が大切という事もお伝えしました。
以上を踏まえて、ドライヤーをかける時の風の方向についてご説明します。
まず、正解は髪の根元から毛先に向けて風を当てていく。
というのが大前提です。
頭の上から、下に向かって風を送ります!
根元付近は上から風を当てているため乾きにくいのでやりにくい方はかぶさっている上の髪をクリップなどで止めて内側の根元から乾かしてくださいね。
さらに、髪を綺麗なストレートや内巻きにする場合は毛先をやや引っ張りながら、ドライヤーの風を当ててくださいね。
④仕上げは冷風のススメ
これまでで縮毛矯正の仕上がりを持続させる乾かし方はほとんどお伝えしてきました。
ここからはちょっとしたテクニックを使ってワンランク上の仕上がりを目指してみましょう。
まずはドライヤーの冷風モードを使います。
お客様の中でもこの冷風っていつ使うの?
といったご質問をいただきます。
その答えはドライヤーで髪を乾かした直後です!
乾かした直後の髪の毛はまだ温かいですよね?
実は温かいままだと髪は不安定な状態なんです。
ちょっと思い出してみてください。
みなさんはコテなどを使う時は温度を180度などに設定してから使いますよね?
温度を温めずにコテ巻きする方はいないと思います。
髪の毛は温める事で一時的にその形状を変える事ができる性質を持っています。
ですので、コテを巻く時は温度を180度などに設定してから使います。
温めずにコテ巻きしてもカールやストレートの後は付きませんからね!
つまり、こういう事です。
ドライヤーをした直後、まだ温かい状態の髪の毛は少しの力でも形が付きやすいままなのです。
ドライヤーをしてすぐに寝てしまったりすると寝癖が強くつくのはそのためです。
ですので髪の余熱をしっかりと冷風で冷ましてあげる事でストレートな状態をキープしやすくする事ができるんです。
冷風モードは髪の余熱を取り除き、乾かした髪の状態をキープするためのものなのです!
まだ使った事のない方は、ぜひ使ってみてください。
ツヤ感もワンランク上の仕上がりになりますよ!
美容室帰りのきれいな髪をドライヤーで持続させる方法まとめ!
いかがでしたでしょうか?
ドライヤーのかけ方で縮毛矯正をかけた綺麗な状態が少しでも長く楽しむ事ができれば幸いです。
初めは難しいかもしれませんが慣れれば簡単にできると思います。
楽をして綺麗な髪をキープする事はとても難しい事です。。
どんなに良いシャンプーを使っても、
どんなに良いドライヤーを使っても、
使うのはあなたですからね^ ^